2017/11/05
建築・デザイン関係の書籍を多数買取致しました。
今回は建築やデザインに関する書籍を多数買い取らせていただきました。
こういったジャンルの本は写真も多くカラフルな上に状態が良いことが多く、査定しながらワクワクしております。
特に個人的に気になった書籍はこちらの3冊。
「Frank Lloyd Wright Deluxe Address Book」(右下)
「Drawings and Plans of Frank Lloyd Wright: The Early Period (1893-1909) (Dover Architecture)」(中上)
「Frank Lloyd Wright (Taschen Basic Architecture)」(左下)
でございます。
そうです、全てフランク・ロイド・ライトに関する書籍です!
フランク・ロイド・ライトといえば、帝国ホテルの旧本館の設計や、自由学園明日館など日本でも活動を行ったアメリカの建築家ですが、何と言っても左下の「Frank Lloyd Wright~」の表紙にある通称「落水荘(英語名:Falling Water)」のイメージが強いのではないでしょうか。
アメリカのペンシルバニアのとある富豪、カウフマン氏の別荘として建てられた落水荘ですが、滝上にあるその外観のみならず、室内の調度品にもライト氏のこだわりが随所に散りばめられていることは有名です。
右下の「Frank Lloyd Wright Deluxe Address Book」には、そのこだわりの室内が、落水荘のものも含め美しい写真で沢山掲載されています。
日本では愛知県の明治村に行けば移築された帝国ホテルの一部のみですが現在もフランク・ロイド・ライトの作品を間近に見ることができます。
それに、このAddress Book、変わっているのです。表紙をめくってみると・・・
本当にアドレス帳です。(え?当たり前ですか?)
当店ではこのような、いわゆる「読む本」以外のものも扱っておりますよ。
中央上の「Drawings and Plans~」はライト氏初期の作品の建築素描集になっていまして、モノクロの画面からでも建築家の美的センスにため息が出ます。
現在、先述の帝国ホテルではフランク・ロイド・ライト氏生誕150周年記念の特別企画を開催中のようです。
日本にも氏の手がけた建築の痕跡がありますので、この機にどこかお出かけしてみるのも良いのではないでしょうか?
今回も沢山の良書をお譲り頂き、ありがとうございました!