物理学

物理学

1。物理学とは

物理学とは、化学が物質を解明しようとするのに対して、自然界の規則性を解明しようとする学問です。この規則には、憲法に当たるような非常に基本的で重要な原理から、法律や条例のような規則までいろいろあります。物理学で特に追求されるのは、この原理の方で、自然界の多くの部分を支配しています。分野は、その原理を中心に分けることができます。ボールや車の動きを説明できる古典力学、原子分子の世界で成立する量子力学。熱の出入りを説明する熱力学、熱力学が熱量とかエネルギーとかマクロな物理量を説明するのに対し、それらを分子や原子のような小さい集団が非常に多数存在することから、同じ物理量を説明をする統計力学。電場と磁場について統一的に説明した電磁気学。時間と空間の関係を明らかにした相対性理論。さらに原子核内部の構造を明らかにしようとする素粒子物理学などに分けることができます。そのほかにも、流体力学や解析力学など多くの種類がありますが、大体は前記の分野の特殊分野と考えて良いでしょう。

2。具体的な例として

• 伏見 康治著　現代物理学を学ぶための古典力学

2）エリ・ランダウ、イェ・エム・リフシッツ著　力学　ランダウ=リフシッツ理論物理学教程

3）ディラック著　量子力学 原書第4版

4）L. ポーリング、E.B. ウィルソン Jr. 著　量子力学序論および化学への応用

5）久保 亮五著　大学演習 熱学・統計力学

6）堀 淳一著　エントロピーとは何か―でたらめの効用 (ブルーバックス)

7）竹内 淳著　

高校数学でわかるボルツマンの原理―熱力学と統計力学を理解しよう (ブルーバックス)

8）清水 明著　熱力学の基礎

9）都筑 卓司 著　新装版 マックスウェルの悪魔―確率から物理学へ (ブルーバックス)

10）ガーネイ著　統計力学序論(物理学叢書〈第3 小谷正雄等編〉)

11）I. プリゴジーヌ著　散逸構造―自己秩序形成の物理学的基礎

12）ファインマン著　ファインマン物理学〈3〉電磁気学

13）中野 董夫著　相対性理論 (物理入門コース (9))

14）リサ・ランドール著　ワープする宇宙　５次元時空の謎を解く