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2020/07/30

世界の言語・文字についての書籍の買取

今回は言語、特に世界の文字に関する本を中心に買取させていただきました。

特に良い査定額をお付けできた本を以下に紹介させていただきます。

「Concise Dictionary of Middle Egyptian (Griffith Institute Publications)」
「Naked Economics: Undressing the Dismal Science」
「Mythical Man-Month, The: Essays on Software Engineering, Anniversary Edition」
「The Effective Executive: The Definitive Guide to Getting the Right Things Done (Harperbusiness Essentials)」
「マヤ文字解読辞典」
「世界の文字の図典 普及版」
「図説 エジプトの神々事典」
「ゲームシナリオのためのクトゥルー神話事典 知っておきたい邪神・禁書・お約束110 (NEXT CREATOR)」
「図説 文字の起源と歴史―ヒエログリフ、アルファベット、漢字」
「Egyptian Grammar: Being an Introduction to the Study of Hieroglyphs (Griffith Institute Publications)」
「7 Habits Of Highly Effective People」
「ヒエログリフ入門―古代エジプト文字への招待 (YAROKU BOOKS)」

などなど。どちらも発行年が比較的最近のものが多く、状態も良かったです。

また、上記リストからお分かりのように、当店では英語で書かれた洋書についても積極的に買取を行っております。しかし、時々お問い合わせいただくのですが、英語以外の洋書は買取が難しい状況です。ただ、日本語で書かれた他言語についての本は歓迎でございますので、ぜひぜひ当店にお譲りくださいませ。

ところで、毎回気になる1冊を上記リストからピックアップするのですが、今回は・・・

面白すぎて一冊に絞れませんでした。嬉しい悲鳴です。

正直、査定額的にはそれほど良いお値段をお付けできなかったのですが、上記リストにはない「THE ROSETTA STONE 日本語版」なども気になった一冊。ロゼッタストーンの発見現場等の写真資料、エジプト語・ギリシャ語からのヒエログリフの解読過程など、薄い本にも関わらず情報が満載なのです。上記リスト内にある「世界の文字の図典 普及版」も、文字マニアとしては捨てがたい・・・!

また、ちょっと趣向は違いますが、リスト内の「ゲームシナリオのためのクトゥルー神話事典 知っておきたい邪神・禁書・お約束110 (NEXT CREATOR)」も気になる一冊。20世紀に入ってアメリカ人の作家達が中心となって作り上げた架空神話、クトゥルー神話(クトゥルフとも発音)に登場する言葉を体系的にまとめたものです。日本でクトゥルー神話の舞台になっている場所も登場しますよ。興味深いですね~。ちゃんと架空だとわかっていないと、土着信仰などとして元々あったものなのか、トンデモ系の情報なのか、はたまたクトゥルーとしての創作舞台なのか、わけがわからない感じになりそうですが、こういった形で誰かがまとめてくれているのは、ありがたいことですね。

・・・というような感じなのですが、断腸の思いで一冊をあえて選ぶとしたら、こちらでしょうか。

「マヤ文字解読辞典」(2007年)

です。

我々がマヤ文明と聞くと、チチェン・イッツァに代表される石の建造物、またそれらに掘られたレリーフの「絵」を想像する方もいると思いますが、あれが全部マヤ文字だと言ったら驚きませんか?もちろん、「文字」ではなくて、本当に「絵」の部分もあるのですが、素人には文字も絵のように見え、それぞれが入り乱れてなんのこっちゃ状態です。

そこで、こちらの本。そんな素人でもわかりやすいように、マヤ文字の部分は赤で表記されています。また、表意文字や表音文字、動物に関するボキャブラリー、人間に関するボキャブラリーなど、それぞれの項目がすっきり整理されていて、非常に読みやすいです。

また、練習問題も10問用意されていて、分かったつもりになることも防げます。

とはいえ、パラパラめくって理解した範囲だけでも、ひとくちにマヤ文明といえども、その繁栄時代がある程度長期にわたっていること、地域が広いこと、また、マヤ文字の運用ルールが現在の我々が使っている文字や文法などに比べると緩く(例えば、表語文字と音節文字を流動的に使用するなど)、同音異義語もたくさん、遺跡によって同じ意味の言葉が違う表記になっているなど、その解読には気の遠くなるような時間と苦労がかかることが容易にわかりました。

帯に「あなたにも古代マヤ文字がスラスラ読める!!」と書いてありますが、スラスラ、になるにはかなりの努力が要る感じです。

「図説 文字の起源と歴史―ヒエログリフ、アルファベット、漢字」の第Ⅱ部、第7章でも「マヤ文字」に1章を割いて説明がなされているので、こちらも参考にすると文字誕生の背景とか、マヤといえば有名なマヤ暦(マヤ・カレンダー)などの理解も捗るかと思います。

文字マニアの嗜みとしても手元に置きたい一冊ですが、マヤ文明を理解する上ではマヤ文字の解読が不可避かと思われますので、その道を志される方には是非手にとっていただきたい一冊だと思います。

 

今回も良書をたくさんお譲りいただき、ありがとうございました!

 

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