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2021/05/21

地質学・古生物学関連書籍の買取 「古第三紀・新第三紀・第四紀の生物 上巻 (生物ミステリー(生物ミステリー プロ))」

今回は地学、地質学、古生物学や環境についての書籍を多数買取させていただきました。以下に特に良い査定額となってものを紹介させていただきます。

「恒星 (シリーズ現代の天文学)」
「太陽系と惑星 (シリーズ現代の天文学)」
「地球のテクトニクスII 構造地質学 (現代地球科学入門シリーズ 10)」
「地球物質のレオロジーとダイナミクス (現代地球科学入門シリーズ 14)」
「地球化学 (現代地球科学入門シリーズ 12)」
「結晶学・鉱物学 (現代地球科学入門シリーズ 11)」
「測地・津波 (現代地球科学入門シリーズ 8)」
「地球環境システム ―温室効果気体と地球温暖化― (現代地球科学入門シリーズ 5)」
「岩石学 (現代地球科学入門シリーズ 16)」
「古第三紀・新第三紀・第四紀の生物 上巻 (生物ミステリー(生物ミステリー プロ))」
「[図説]人口で見る日本史」
「フィールドジオロジー入門 (フィールドジオロジー 1)」
「層序と年代 (フィールドジオロジー 2)」
「計21冊 化石 日本古生物学会 87-108号(100号欠) 2010-2020年」
「化石の目録と図集 第1集 高知県産領植物 高知県牧野植物園内化石館標本 平田地質研究所 1972年」
「化石の目録と図集 第2集 高知県産中生代化石 高知県立化石館所蔵標本 平田地質研究所 1974年」
「化石の目録と図集 第3集 高知県産古生代化石 高知県立化石館所蔵標本 平田地質研究所 1975年」

などなど。

最近、新書大賞2021を受賞した斎藤 幸平さんの「人新生の「資本論」」(2020、集英社)を読んでいるのですが、その影響で持続可能性だとか、環境問題だとか、格差だとか、社会システムだとか、政治だとか、人の欲望だとか・・・とにかく、いろいろなことについて考えさせられています。こちらの本の主題は「行き詰まりを見せる資本主義をどうにかしないと地球がヤバい。最新のマルクス研究を通してそれを突破するヒント・糸口を探せないか?!」というもので経済哲学の視点が中心なのですが、斎藤氏の挙げる多岐に渡る分野の文献1つ1つに興味が尽きなく、大雑把に「地球」そのものについて考えることがマイブームになっているのです。(ブームで終わらないように常に気を引き締めたいところです、本当に。)

 

地質学はまさに「地球」を考えていく上で切っても切り離せない分野ですよね。そして、その守備範囲も鉱物に関するものであるとか、人間が関わってくれば歴史学であるとか、古生物が関わってくれば生物学であるなど、非常に広範な分野に関わってくる学問であることを、お譲りいただいた本群を前に実感しております。

マイブームに乗っている今、そのどれもが魅力的なのですが、今回ピックアップした本はこちら

「古第三紀・新第三紀・第四紀の生物 上巻 (生物ミステリー(生物ミステリー プロ))」(2016年、技術評論社)

です。表紙の写真は新生代第四紀に生息していたサーベルタイガーの一種、「スミロドン」の化石です。くぅ、しびれます。

”生物ミステリー pro”は全10巻+別冊の計11巻から成り、古生物マニアからの評価も高いシリーズです。その理由はまず、豊富な図版。化石の写真や復元図などカラーページが多く、好奇心を刺激します。

そんな本の中身をこっそりチラ見せしてみます。

ペンギンモドキの仲間、ホッカイドルニス(右)。ご名答、北海道で見つかりました。

 

そして、著者 土屋健氏のユーモアの効いた文章。”Pro”という冠のついたシリーズなので、とても堅い本に思われてしまうかも知れませんが、その道の専門家ではなくても、愛好家であれば誰でも受け入れるよ!という同好の志に向ける愛情を本書全体から感じます。既述した図版の多さもそうですが、カバー裏にも四種類の古生物の頭部、上半身の絵があしらってあるなど、遊び心があるのです。

また、マニアに喜ばれているのは本書がとても新しい点です。最新の発見や見地に基づいた記述が多く、復元図もそれに合わせて作成してあるので、昔古生物学をかじった方でも新しい発見や衝撃を得られることでしょう。

書くべき順番が前後してしまいましたが、本書とこれに続く「下巻」では古第三紀(約6,600万年前~)・新第三紀(約2,300万年前~)・第四紀(約260万年前~)の時代に生息していた古生物を扱っています。現代に最も近い古生物について扱っているので、現代にも生きる生物に近い種に親近感を持つ一方で、見た目は現生生物に近いけれども実は全く異なる種の生き物に驚くなど、古生物初心者にも楽しみやすい内容となっていると思います。

なお、こちらのシリーズには上述しましたように11巻目の別冊、「生命史図譜」があります。1巻の「エディアカラ紀・カンブリア紀の生物」から10巻までの内容の総括となっており、更にすごいことに先行する10冊からアップデートがあった内容もきちんと掲載されているのです。また、先行10巻の内容も参照して楽しめるように「○○巻の☓ページ」といったように索引も工夫されており、シリーズで持っていると地球上に今まで生きてきた生物の情報を一挙に俯瞰できます・・・!(興奮)

 

と、すっかりこちらのシリーズの虜になってしまった筆者ですが、調子にのって著者の土屋氏の他の著書も調べてみました。そうしたら、

古生物食堂 (生物ミステリー)

などという本が!

「現存しない古生物をどうやって食べるのか、どんな味がするのかを現存する生物の生態から考慮して味を想像する(レシピ付)」の本らしいですよ(驚)あくまで科学的なアプローチをしているらしいのですが、うーん、気になります。

また読みたい本が増えてしまいました。

 

今回も良書をたくさんお譲りいただき、ありがとうございました!

 

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