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2021/12/16

心理学・統計分析など関連書籍の買取 「言葉ひとつで子どもは変わる!」(PHP研究所)

今回は心理学(主に問題行動のある子どもに対応するもの)や、統計分析、社会学などに関する書籍の買取をいたしました。以下に特に良い査定額をおつけできたものを紹介いたします。

「心理援助の専門職になるために-臨床心理士・カウンセラー・PSWを目指す人の基本テキスト (臨床心理学レクチャー)」
「心理援助の専門職として働くために-臨床心理士・カウンセラー・PSWの実践テキスト (臨床心理学レクチャー)」
「Bowling Alone: The Collapse and Revival of American Community」
「過酷な司法―比較史で読み解くアメリカの厳罰化」
「購買心理を読み解く統計学―実例で見る心理・調査データ解析28」
「基礎から深く理解するラッシュモデリング―項目応答理論とは似て非なる測定のパラダイム」
「Collective Action: Theory and Applications」
「子どもの遊び・自立と公共空間」
「Evaluation」
「親に暴力をふるう子どもの心がわかる本 (こころライブラリーイラスト版)」
「言葉ひとつで子どもは変わる!」
「社会的スキルを測る:KiSS‐18ハンドブック」
「ポルノグラフィと性暴力―新たな法規制を求めて (福島大学叢書新シリーズ)」
「非行と広汎性発達障害 (こころの科学叢書)」
「都市的体験―都市生活の社会心理学」

などなど。

何冊か英語で書かれた本も含まれておりますね。当店では洋書(ただし、現在は英語で書かれたものに限らせていただいております。)の買取も歓迎しております。

ちなみにですが、上記リストのうち、一番の高額査定・買取となった書籍はどれか、予想が付きますか?

ズバリ、上から6番目の「基礎から深く理解するラッシュモデリング―項目応答理論とは似て非なる測定のパラダイム」です。

「ラッシュモデリング」という言葉自体あまり耳馴染みのないものですが、統計分析を勉強されている方からは結構高い評価を得ている本のようです。どうやら、日本語訳された解説書がかなり珍しい様子。このように類書のない専門書は良い値段でご売却いただけることが多いので、「マイナーな分野だし、売れないよね・・・」と捨ててしまう前に、ぜひ当店にお譲りください!

さて、今回の気になる一冊ですが、こちらをピックアップしてみました。

「言葉ひとつで子どもは変わる!」(2011年初版、安永智美 著、PHP研究所)

です。

著者の安永氏は福岡県警の相談機関である「少年サポートセンター」で少年育成指導官として勤務しています。夜の繁華街で徘徊している少年少女に声をかけることもあれば、問題行動のある子どもを持つ保護者からの相談を受けて、家庭訪問をしたりもします。自らを「サポートレンジャー(サポレンジャー)のレッド隊長」と呼び、問題を起こしてしまう子どもの気持ちにきちんと向き合うことで子どもを救う、リアル・ヒーローです。本書はそんなレッド隊長が関わった事例の一部を紹介しています。

全身にタトゥーを入れたり、包丁を持って暴れたりするような、一見危険な少年少女たちに寄り添うレッド隊長ですが、その行動力の源となっているキーワードは「非行少年は”不幸少年”である」「問題には「根っこ」がある」だと思われます。曰く、非行に走る子のほとんどが親の愛に飢えており、心に開いた穴を埋めようと問題行動に走るのである、と。その根本的な原因にアプローチすることによって子どもの心にアクセスし、タイトルどおりに子どもが「変わる」様子は、読んでいて爽快感があります。

別の言葉では、本書冒頭部に「犯した犯罪とその人自身の本質は異なる」といった趣旨の発言もありますが、まさに「罪を憎んで人を憎まず」。古くから聞き慣れている言い回しではありますが、実際にそれを実践することは想像よりも難しいことであるはずです。現に、それができない大人たちが大勢いることで、この手の非行少年の問題は古今東西なくなった試しがありません…。

本書では1章から3章までを様々な問題行動を起こした少年少女、その根っこにある問題を考えてアプローチした実話(もちろん、プライバシーを考慮して一部変更が加えられてはいます)に割いています。そして、第4章に我が子に関する悩みを持つ保護者の疑問にレッド隊長が答える「こどもの「自尊心」を育みましょう」が添えられています。

正直、第1章から第3章までの子どもたちの事例はあまりにも悲惨すぎて「対岸の火事」感があり、真に迫ってこないのが正直なところなのですが、第4章に寄せられた親の心配・疑問はどこの家庭でもある、ありふれたものであることが印象的でした。つまり、このささいな疑問・違和感を放置して、子どもの気持ちを直視することを怠ると、冒頭3章のような事例に簡単に発展する可能性が誰にでもあるということです。自分も人の親ですが、自分の子どもを”不幸少年”にしないよう、子どもと向き合えているのかを再度考えてみようかと思った次第です。

 

今回も良書をたくさんお譲りいただき、ありがとうございました!

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