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2022/06/24

文学や芸術に関する書籍の買取 「思文閣 古書資料目録 第百五十五号 善本特集 第九輯」(1997年 、思文閣出版)

今回は文学や芸術に関する書籍を多数お譲りいただきました。以下に特に良い査定額をおつけできたものをご紹介します。

「祈りの文化―大津絵模様・絵馬模様」
「思文閣古書資料目録 第百五十五号 善本特集 第九輯」
「ホガースの銅版画―英国の世相と諷刺 (双書美術の泉)」
「詩集 日本漢詩 第8巻 富士川・松下・佐野/編 1985年 汲古書院」
「図録 大正日本画の異才 いきづく情念 甲斐庄楠音展 1997年 日本経済新聞社」
「図録 江戸の文人交友録 亀田鵬斎とその仲間たち 渥美コレクションを中心に 1998年 世田谷区立郷土資料館」
「下町、ひと昔 ソノラマ写真選書27 1980年 田沼武能」
「秋風庵月化集 大正15年 廣瀬貞治」
「浅草 ルポルタージュ集 野一色幹夫  富士書房 昭和28年」
「青木健作短篇集 春陽堂 昭和3年」
「上下2巻揃 陸放翁詩解 鈴木虎雄 弘文堂書房 昭和42年」
「遊女物がた里 和田芳子 大正2年四版 文明堂 遊女物語」
「日本語「以前」辞典 太古日本語は一音節であった 村石利夫編著 村田書店 平成4年」

などなど。

今回は美術展や博物展が開催される際に発行される図録や、いわゆるISBNと呼ばれる10桁または13桁のコードがない古書などバーコードのないものが多く含まれておりました。

古書店によってはこのバーコードやISBNがないことを理由に買取を断られてしまうこともあるようですが、当店ではバーコード、ISBNのない本の買取も積極的に行っております!特に古くても流通数が少ないもの、他に類書のないものなどは良い査定額で買い取らせていただいております。(需要と供給のバランスによって買取時期により多少の値段の上下はございます。)1点1点丁寧に査定させていただきますので、ご不要になったご自宅の大事な書籍・CD・DVD等ございましたら、是非当店にお譲りください。

 

さて、今回ピックアップする本の話題に移ります。まずはその書影をご覧いただきましょう。

「思文閣 古書資料目録 第百五十五号  善本特集 第九輯」(1997年 、思文閣出版)

です。

思文閣は昭和12年(1937年)京都にて「書肆思文閣」として創業し、主に古美術品・古典籍・古書籍を取り扱う美術商です。その出版部である思文閣出版は人文系・美術系の書籍を出版、販売しています。今回の一冊もその思文閣が販売している古典籍・古書籍を紹介した目録となります。「思文閣古書資料目録」自体は年に4回ほど出版されているのですが、今回はその中でも選りすぐりの貴重な本を掲載した「善本特集」で、こちらは年に1回のみの出版となります。平成元年から「善本特集」の発行が始まり、本書はその9集目ということです。

こちらの記事をお読みの方は当然お分かりかと思いますが、当店でも古本を取り扱っております。いわば、同業者です。

ですが、思文閣さんで取り扱う商品はただの「古書」や「古本」ではありません。もはや美術品です。

具体例を見ていただいた方が良いと思われるので、今回は本書に掲載された「善本」の中から何点かを一部写真にて紹介いたします。

【徳川家康日課念仏 一幅】

「南無阿弥陀仏」がびっしり書き込まれた写経書。なんとあの徳川家康の筆になると伝えられています。お値段・・・350万円!

【金葉和歌集】

こちらも家康に続いて有名な方の自筆のお品です。吉田兼好(兼好法師)、あの日本三大随筆「徒然草」の作者です。お、お値段・・・950万円!

【宸翰短冊帖  一帖】

こちらは重要美術品に指定もされているお品。天皇・親王の自筆短冊を集めたものとあって意匠も凝っていますね。お、お、お、お値段 1,800万円!!

【源氏物語】

こちらも見た目にも豪華な蒔絵箪笥に収められた54冊の源氏物語写本です。お値段 1,200万円。うん、54冊セットで箱付きならお値打ち価格かも!!(価値観が崩壊)

【天神の本地絵巻】

菅原道真の「天神縁起」に題をとった絵巻物。「稚拙な奈良絵の挿画を配し」たものらしいです。・・・「稚拙」?

(上記「天神の本地絵巻」紹介2ページ目。部分拡大) うーん、確かに味わいはあります。現在なら「稚拙」というよりも「ゆるい」と表現されるかも知れませんね。

お値段1,500万円。私にも描けるかも知れません。(描けません。)

【画本虫撰 二冊】

こちらも有名人、美人画でおなじみの喜多川歌麿画による画本虫撰(がほんむしえらび)。見開きワンシーンに狂歌をあわせた作品。1787年の初版、しかも初刷本です。(下はページ上部の拡大写真。植物も虫も、細部のリアルな描写に気迫すら感じます。)

値段は650万円。もはや驚きませんね。

いかがでしたでしょうか?

奥付にあたる巻末には「ご注文のしおり」と題されたページがあるのですが、その中に何気なく書かれた一文

「※官庁・学校・博物館等、公共機関のご注文の場合は規定書類等ございましたらご送付ください。」

に心が震えました。

そうか、美術館や博物館の所蔵品の値段ってこのくらいするんですね・・・。

当店にもこのようなお宝が舞い込むことを期待する反面、実際に目の前にしたら平常心を保てなさそうだなと感じた読後でした。

 

今回も良書をたくさんお譲りいただき、ありがとうございました!

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