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2022/08/05

デザイン関連書籍・DVD/Blu-rayディスクの買取 「思わずクリックしたくなる バナーデザインのきほん」2022年、インプレス

今回はデザイン関連やコミック、文庫などの書籍やDVDやBlu-rayのディスクをまとめて買取させていただきました。以下に特に良い査定額をおつけできたものを紹介いたします。

「ヒカルの碁イラスト集「彩―sai―」 (愛蔵版コミックス)」
「ゲッターズ飯田の「五星三心占い」新・決定版」
「思わずクリックしたくなる バナーデザインのきほん」
「「魔法騎士レイアース2」原画集」
「目で覚える美術解剖学」
「みるきくはなす かんさい絵ことば辞典 (初回限定BOX) [DVD]」
「昆虫物語 みつばちハッチ~勇気のメロディ~ [Blu-ray]」
「オーシャン・ワンダーランド 3D [Blu-ray]」
「ドラッグストア・カウボーイ ―デジタル・レストア・バージョン― [Blu-ray]」
「DVD 藤城清治 光と影の世界・京都 2009年 影絵 切り絵」
「スターウォーズ ファクトファイル 1-17 ディアゴスティーニ ※バインダー付き※ The OFFICIAL STAR WARSFACT FILE」
「東京BABYLON 全7巻完結」

などなど。

当店では基本的にはコミックの買取はお断りさせていただいております。(HPの「買取できるもの・買取できないもの」をご参照ください。)しかしながら、

●最新のもの

●全巻揃い

●希少価値があるもの

については例外的に買取可能です。

「そうは言っても、自分が売りたいものに希少価値があるかわからない!」という方も多いことでしょう。ごもっともです。そのような場合は、事前に買取額の概算をお出しする事前見積もございますので、本を送る前にだいたいの買取額を知りたいという方はぜひご利用ください。(事前見積サービスは無料でご利用できます!)

また、CDやDVD、Blu-rayなどのディスクものの買取も行っておりますので、お部屋のお片付け時に「これも一緒に買い取ってもらえないかな…」という方も、ぜひ、まとめてお譲りください。

 

さて、コミックに限らず最新の情報に価値がある本というのはたくさんあります。例えば、医療系のもの、旅行のガイドブック、経済・ビジネス関連のものなどです。日進月歩で情報が更新される業界のものは古いと参照する意味がありませんからね…。そういった本は読まなくなったら即!手放すのがオススメです。次に読みたい人も待っています。

今回紹介させていただく一冊も、そんな新しさが大事な本。それがこちら。

「思わずクリックしたくなる バナーデザインのきほん」(2022年、カトウヒカル、インプレス)

です。2022年!今年の2月に初版が発行されたばかりのほぼ新品のような本です。状態ももちろん非常に良かったです。

 

ほとんどすべての人がインターネットで情報を探す今の時代、それはすなわち、「バナーを見たことのない人はほぼいない」ということを意味するのではないでしょうか。バナーとは、ウェブページ上でそのウェブサイトの内容が目立つようにする広告・宣伝する「のぼり」のようなものですが、ウェブページ上にはあまりにたくさんのバナーが溢れていて、その1つ1つがどのように作られているのか、ウェブサイト作成者や各企業の広報担当者でないと、あまり考えたことがないのではないでしょうか?

自分もそんな外野の1人で終わると思っていましたが、こういう記事を書いてそれを人様の目にふれるように公開している以上、ちょっとした承認欲求は出てくるものです。「どうしたら、より多くの人の目に触れるのだろう?」「どうしたら内容を分かりやすく視覚的にアピールできるのだろう?」というのはブログ担当者としての永遠のテーマです。

先程、「あまり考えたことがない」人が多いように書きましたが、企業の広告バナーという意味ではそうかも知れませんが、一般人でも気軽に動画を公開できたり、SNSで情報を発信できたり、個人でネットショップを作る人も増えた現在、それは誤りと言えるかも知れません。

ただ、「視認効果の高いバナーとは具体的にはどういうものなのか?どうしたら作れるのか?それはわからない!」「外注しても良いけど、予算に限りはあるし、自分でもノウハウを学びたい!」という人は多いはずです。

 

そこで、オススメなのが今回の一冊です。

著者のカトウヒカル氏は2012年からウェブデザイナーとして活動をはじめ、Kanvas(カンバス)という屋号で企業のHP制作を行っています。「これまで100サイト以上の制作に関わった」(本書カバー巻末折り返しより)経験をフルに活かして書かれたのが本書です。

本書は全体的に文字の量が少なく、バナー画像のモデルを用いて、そのバナーの駄目なところ、そして、それに対する改善例をそれこそ視覚的・効果的に示しています。ページをめくりながら、思わず「なるほどー!」と唸ってしまうところが多くありました。バナー制作者でなくても、日々目に飛び込んでくるバナーを見る目が変わりそうです。

紙面すべてを紹介したいところですがそれは問題があるので(笑)、何ページかを抜粋して本書のわかりやすさを見ていただきたいと思います。

 

PART1  伝わるバナーってどう作るの?   より ③レイアウト

全体的に紙面はこのように構成されています。△がつけられたものを単体で見せられたとしても「んー、何かが分かりにくいんだけど…」と違和感はあっても、具体的な改善案を自分で出すのは素人には難しいものです。でも、改善案では確かに情報が見やすくなっています。その見やすさの正体を「順を追って文字を読める」「商品が引き立ち目に留まる」など文字で解説してくれてもいるので、自分で作ったものがこの要件を満たしているのかのチェック項目にもなりますね。

PART1  伝わるバナーってどう作るの? より⑥ 配色

先程の例とも同じでビフォー・アフターがしっかり例示されているのが分かりやすいポイントですね。右ページの「トーンを揃える」なども参考になります。

コラムページ 

本書では各PARTの最後にコラムが設けられています。通常、コラムは箸休め的な内容が多いですが、本書のコラムはガッツリ実務向けのお役立ち情報が満載です。

 

PART3 パッと伝わる文字の見せ方 から ②文字を図のように配置

毎日本を読んでいると文字のパワーは嫌でも感じるのですが、デザイン的な知識があると文字もまた少し違って見えますね。なるほどなるほど。

 

PART3 パッと伝わる文字の見せ方 から⑪版ずれ文字

こういうの「版ずれ文字」っていうんですね…(←無知)。右下にphotoshopでの版ずれ文字の作成Tipが掲載されています。親切です。また、こことは別のページになりますが、バナーデザインに使える便利なサイトを紹介していたり、どのフォントを使うか迷ったときのオススメが掲載されていたり、実務に当たる人の痒いところに手が届く内容になっています。

 

ただ、本書ではphotoshopの詳しい使い方などは省略されているので、初心者の方は違う本やサイトを参照する必要がありそうです。

ちなみに、本書の著者であるカトウヒカル氏が開設している、独学でウェブデザインの基本を学びたい人向け「Webデザイン1 on 1 レッスンチャンネル」(講師と生徒が1対1で行うWebデザインの授業が視聴できるチャンネル(有料))では、photoshopの基本的操作などの授業もあるようなので参考になりそうですね。

そういえば、twitter で「#バナーデザインのきほん」と検索すると、本書の巻末に掲載された「総復習!バナー練習問題」で自分で作成したバナーをカトウ氏が添削してくれている様子が見られます。これはデザイナーを目指す人にはとてもありがたいですね!タイムリーなことに2022年8月10日にはYoutube Liveでこの練習問題のレビューとブラッシュアップの様子を無料で配信(ただし、限定公開なのでイベント申込が必要のようです。)するみたいです。わたしが言うのもなんですが、よろしければ参考にしてくださいね 。

 

今回も良書をたくさんお譲りいただき、ありがとうございました!

スタッフN

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