買取ジャンル

買取ジャンル

スタッフブログ 買取日記

2020/09/14

過去問題集やDVD、楽譜などの買取

今回は中学受験過去問題やDVDマガジン、楽譜や趣味に関する書籍など様々なジャンルに関する本を買取いたしました。
以下に特に良い査定額をお付けできたものを紹介します。

「小さな活版印刷機 (大人の科学マガジンシリーズ)」
「【Amazon.co.jp 限定】特製ポストカード付(数量限定)『オードリーとオールナイトニッポン 自分磨き編』 (扶桑社ムック)」
「レスピーギ ピアノ曲集 1 (Zenーon piano library)」
「おもひでぽろぽろ―Only yesterday (ジブリ・ロマンアルバム)」
「刀剣乱舞二周年記念祝画【書籍】」
「T10慶應義塾女子高等学校 2020年度用 8年間スーパー過去問 (声教の高校過去問シリーズ)」
「41巣鴨中学校 2020年度用 5年間スーパー過去問 (声教の中学過去問シリーズ)」
「6慶應義塾普通部 2020年度用 10年間スーパー過去問 (声教の中学過去問シリーズ)」
「週刊 戦国甲冑をつくる 2012年 1/17号 [分冊百科]」
「2麻布中学校 2019年度用 10年間スーパー過去問 (声教の中学過去問シリーズ)」
「「北の国から」全話収録 DVDマガジン 2017年 17号 10月24日号【雑誌】」
「「北の国から」全話収録 DVDマガジン 2017年 19号 11月21日号【雑誌】」
「「北の国から」全話収録 DVDマガジン 2017年 18号 11月7日号【雑誌】」
「「北の国から」全話収録 DVDマガジン 2017年 21号 12月19日号【雑誌】」
「「北の国から」全話収録 DVDマガジン 2018年 28号 3月27日号【雑誌】」

などなど。

 「「北の国から」全話収録 DVDマガジン」のシリーズではディスクが未開封、「小さな活版印刷機 (大人の科学マガジンシリーズ)」、「【Amazon.co.jp 限定】特製ポストカード付(数量限定)『オードリーとオールナイトニッポン 自分磨き編』 (扶桑社ムック)」、「週刊 戦国甲冑をつくる 2012年 1/17号 [分冊百科]」では商品自体が未開封の状態でお譲りいただきました。
 また、過去問題のシリーズも別冊解答がついた状態でしたので、良い査定額をお付けできました。

●買ってしまってから、開けないまま興味がなくなってしまう
●使用もしないまま、必要がなくなってしまう

 ありますよね…。そんなときには当店にお譲りください!

 さて、毎回一冊をピックアップして紹介させていただいている当ブログですが、今回の気になる一冊はこちら

「レスピーギ ピアノ曲集 1 (Zenーon piano library)」(2013年 1版11刷)
です。

 ピアノなど楽譜の中古ともなると、レッスン時にどうしても書き込み等される方が多いので、状態があまりよろしくない場合が多いのですが、今回は書き込み等なく、良コンディションでお譲りいただきました。

 レスピーギとは、1879年生まれ、1936年没のイタリアの作曲家です。ローマ3部作「ローマの祭り」「ローマの松」「ローマの噴水」で有名ですが、ピアノ作品となると、世界でもほとんど知られていません。

 彼の死後、未亡人となったエルサ夫人が没後25周年の1961年、ボローニャ音楽院にある音楽文献博物館に多くの作品を寄贈したことで、事態が動き出します。とはいえ、そこからすぐに何かアクションがあったわけではなく(ここの辺りがイタリアらしいな、といったら偏見でしょうか?)それから更に25年が経った没後50周年に、リコルディ社によってやっと作品の整理が試みられ、彼の自筆譜のリストがはっきりするようになってきました。イタリア近代印象派の代表的作曲家といわれているにしては、意外な状況に感じられます。

 本書には「自筆及び初版に基づく校訂版」というサブタイトルがついているのですが、そういった未発表曲の自筆譜の発見や、整理があったことを背景にしています。

 奥付の次のページには本作は「自筆譜・寄稿譜、関係資料を徹底比較研究された決定版」であり、「2000年9月現在レスピーギのピアノ曲集は世界中で全音版しかありません。」としています。世界中で、というのは誇張ではなく、本国イタリアより早い出版だったのですから、日本のファンは恵まれていたといえるでしょう。

 また、この楽譜に基づいたCD(TKCC-15177)が徳間ジャパンコミュニケーションズから発売されているようです。(演奏は、本書を校閲・解説している関 孝弘氏です。)

 2005年には「レスピーギ ピアノ曲集 2」が同じく関氏の校閲・解説により全音社から発表されており、2冊でレスピーギのピアノ曲のほぼすべてが掲載されているとのこと。

 ピアノ曲は注目されてこなかった彼のイメージに新風を吹き込む作品群になっているとのことなので、レスピーギファンには是非手にとっていただきたいと思います。

 今回も良書をたくさんお譲りいただき、ありがとうございました!

買取依頼したい方はこちらから!