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2021/09/02

哲学・心理学関連書籍の買取 「現代アートの哲学」産業図書

今回は哲学や心理学、メンタルヘルスや精神臨床などに関連する書籍を中心に買取させていただきました。以下に特に良い査定額をお付けできたものを紹介します。

「外国人留学生のメンタルヘルスと危機介入」
「フィールドワーク―書を持って街へ出よう (ワードマップ)」
「心理学・社会科学研究のための調査系論文の読み方」
「岩波哲学小辞典」
「コミュニケーションの発達と指導プログラム―発達に遅れをもつ乳幼児のために」
「現代アートの哲学 (哲学教科書シリーズ)」
「早期関係性障害―乳幼児期の成り立ちとその変遷を探る」
「風の現象学と雰囲気」
「乳児の対人世界 理論編」
「乳児の対人世界【臨床編】」

などなど。

今回も結構気になる本が多かったです。一番上の「外国人留学生のメンタルヘルスと危機介入」とか。身の回りにもいますからね、外国人留学生。こんなご時世ですから、メンタルもやられがちじゃないかな・・・とか、手にとった瞬間に心配になりましたよ。

ですが、今回記事用にピックアップした本はこちらの一冊。

「現代アートの哲学 (哲学教科書シリーズ)」西村清和 著 / 産業図書

です。1995年に初版が発行されています。

シリーズ名に「哲学教科書シリーズ」と銘打ってあるだけあり、大学に入学した学生が一般教養でとる人文系科目の教科書として使用されることを念頭につくられた本です。一時間半の授業12コマ分(およそ1つのセメスターの期間に相当)で1冊が終了する想定で、全体が12章構成になっています。

こちらの本が出版される1年前の1994年に哲学教科書シリーズ第一作(「記号論理入門」金子洋之)が発表されてから、現在確認できたシリーズ最新作(「生命倫理学入門」今井道夫)が2017年刊行で、その間の刊行数は13作ほど。決して多作とは言えませんが、内容はなかなか充実しています。

どのあたりが「充実」しているかと申しますと、まず、読みやすさです。シリーズ発刊に向けての著者コメントが巻末に掲載されているのですが、そこに「予備知識のない高校卒業生に対し、理解しやすい平易な言葉遣いをするように心がけた」旨あるように、確かに一般人が読んでも理解がしやすいのです。それでいて、各項目に関連する専門家名や著作、概念などはきちんと省略せずに書かれているので、こちらを足がかりにより深い調べ物をする際にも役に立ちそうです。

また、各章の最後には練習問題もついているため、各章のテーマ理解度が確認できます。

とはいえ、大学での講義での使用想定のため、一般書にするにはやや難解な解説箇所もあります。しかし、大学で美学や哲学といったテーマに興味を持ちながら、ろくに勉強しないで卒業してしまった大人(・・・わたしのような。)が、今一度「モダン、あるいはポストモダンとはなんなのか?」「芸術とはどのようなものを、そう呼びうるのか?」など秋の夜長に思索するお供には最高なのではないでしょうか。

こちらで紹介するにあたり数ページをめくってみましたが、自分で買取ってしまおうかと迷っています。・・・お、面白い!有名作品の体系的位置付けを知ってから鑑賞すると、また違った魅力が見えますよ。

今回も良書をたくさんお譲りいただき、ありがとうございました!

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