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2022/12/15

ビジネス書・法律関係・数学・福祉関係などの書籍【96冊、50,333円】「2年で10億円を突破! 5年で100億円を超える!『100億マニュアル』ロケット・マーケティングで顧客を掴め!」日本経営合理化協会出版局 2019年

今回は、ビジネス書を中心に法律関係・数学・福祉関係などの書籍の買取をいたしました。以下に特に良い査定額をお付けできたものを紹介します。

 

「コーポレートファイナンスの原理 【第9版】」

「遺言等公正証書作成の知識と文」

「《新装版》第2巻 経営計画・資金運用 (一倉定の社長学)」

「《新装版》第5巻 増収増益戦略 (一倉定の社長学)」

「新債権総論1(法律学の森)」

「新債権総論2 (法律学の森)」

「実践 経営者保証ガイドライン」

「第4版 家庭裁判所における遺産分割・遺留分の実務」

「法人破産申立て実践マニュアル〔第2版〕」

「動産・債権譲渡登記手続の実務対応Q&A 全訂版」

「経営のすべてを顧客視点で貫く《社長の最強武器》 戦略BASiCS

「2年で10億円を突破! 5年で100億円を超える!『100億マニュアル』ロケット・マーケティングで顧客を掴め!」

「条解破産法 第3版 (条解シリーズ)」

 などなど。

 今回の特徴としては比較的新しく、定価が高めで、レビューなど高評価な書籍が多かったように感じました。「一倉定の社長学」は書籍の推薦者のお名前が、大企業の社長様方(積水ハウス・ユニ・チャーム・日本ハム・花王石鹸などなど)だったりします。ビジネス書は数多く出版されていますが、流行りの書籍は希少性が低くなるため、買取価格をあまりお付けすることができません。ビジネス書の中でも、教科書的で普遍的な専門書はそれなりのお値段をお付けできるかと思います。ご自宅に眠っている書籍がございましたら、お譲りいただけたらと思います。当店が次の方への橋渡しを担えると嬉しいです。

 今回ご紹介する本はこちら

「2年で10億円を突破! 5年で100億円を超える!『100億マニュアル』ロケット・マーケティングで顧客を掴め!」梅澤伸嘉・西野博道著  橋本洋輔監修 日本経営合理化協会出版局 2019年

 です。 

2年で10億円を突破!5年で100億円を超える100億円マニュアル」

5年で100億・・・。インパクトのある題名ですね。ついつられて手に取ってしまいました。しかし、マニュアル通りにやれば100億円になるの?ちょっと半信半疑・・・な気持ちを持ちつつ読み進めました。

本書は、幅5センチ、486ページとなかなかのボリュームです。これは長期戦か、と覚悟しつつ読み始めましたが、サクサクと2日で一読できました。平易な言葉で書かれているため、とても分かりやすく、計算なども四則演算で済みますので、多くの方が理解できる内容になっています。2019年に発行されていますので、まだまだ価値の高い書籍といえそうです。定価18,500円となかなか高額ですが、100億円企業に成長できるなら、お買い得ではないでしょうか。

100億円マニュアルとありますが、商品自体のアイデアを期待して読むと、期待外れになります。商品のアイデアが載っているわけではなく、「既存のカテゴリー範囲外の新カテゴリーの商品を作ること」が前提となっています。さすがにそこまで期待するのは厚かましすぎでしたね(笑)ただ、新カテゴリーの商品を考えるという方向性はつかめるかと思います。

 

では、著者についてご紹介していきます。この書籍は、梅澤伸嘉氏・西野博道氏・監修 橋本洋輔氏によって書かれています。

梅澤伸嘉氏・・・皆様も良くご存じの商品「カビキラー」「スキンガード」「トニックシャンプー」「写るんです」「禁煙パイポ」など、ロングセラー商品の開発者です。更に独自の計算式で売り上げを予測し、的確なマーケティングにより売り上げを積み上げていく、天才マーケッターでもあります。スカウトされた某社では10年で売上40億円から600億円へと急伸させたという実績をお持ちです。

西野博道氏・・・こちらも皆様よくご存じの会社でしょう。健康食品で有名な「やずや」で創業者の右腕として3年で売上20億円から100億円へと導いた方です。現在はやずやグループ「未来館」「やずやソリューションズ」の取締役社長として、やずや関連企業30社以上を指導されています。

橋本洋輔氏・・・日本経営合理化協会100億円倶楽部主幹。100億円ロケット・マーケティングの体系立役者。現在増客・リピート指導の実務専門家としてご活躍されています。

 

「カビキラー」には私も随分とお世話になっています。

このカビキラー、発売当初は「こすらずにカビが取れる」というカビ取り市場がなかったため、革新的新カテゴリーとなったロングセラー商品です。繰り返しになりますが、本書はこのような新カテゴリー商品があることが前提のマニュアルとなっています。ちなみに新カテゴリーの商品だと、2つに1つ(50%)が10年以上シェアNo.1を保ち続けるそうです。

「中小企業が中堅企業になるための最大の壁は売上100億円」というのが多くの経営者の挑戦から得られた経験値ですが、本書は売上100億円を達成する方法を、中小企業の経営者にお伝えするため、そのノウハウをマニュアルにまとめたものです。

 

一読した限りですが、かなり細かく、具体的に、シミュレーションのやり方や、具体的な数字を交えて書かれているので、とても分かりやすいマニュアルという印象です。明日から実際に使える実践マニュアルといえます。

梅澤氏の売れる商品の作り方で商品を完成させたのち、西野氏のダイレクトマーケティング方法論を駆使して100億を目指すといった感じでしょうか。両者共通して、分析力に長けているという印象を持ちます。システマチックに分析を繰り返して、売れると確信した商品を売り出すということがカギとなっているようです。

 

では、本書の流れを簡単に書いていきたいと思います。

売上げは、商品力と販売力の掛け算であり、この二つの力を最大限に高めることを念頭に、商品の作り方、売上予測計算式フォーミュラーVの使い方、商品が売れるか売れないかがわかるアンケート調査のやり方、分析手順、リピート率の高い商品かを確かめるテスト、広告の作り方、広告投資のシミュレーション表の見方や作り方、広告投資採算のとり方、顧客離脱防止法といった流れになっています。ちなみにフォーミュラーVとは、フォーミュラーSのダイレクトマーケティング(直販)版です。フォーミュラーSは大企業用に開発されたようで、多額の計算料金が発生しているため公開されていないようですね。

 

そして見返しには巻頭巻末資料として

巻頭1.  5年で売上100億を超える広告投資シミュレーション

  1. 広告投資の検討表の一例・・・
  2. ひとりごとフォローのハガキの文例などなど(一部省略) 

巻末1.  100億ロケットの設計図・・・

  1. 梅澤式アンケートの見本・・・
  2. 新聞チラシ広告の例など(一部省略)が挟まっています。

更に①売上予測計算式「フォーミュラーV」、②5年の広告投資シミュレーション、③広告投資検討表、④広告表現検討表の自動計算ツールがダウンロードできます。入力部分は広告コスト、新規顧客数、購買単価など、わかりやすいもののみの入力となっていて、後は自動計算してくれる、と至れり尽くせりです。

どんな商品を作れば売れるのか知りたい!商品が売れるか売れないか確認したい!もう少し売り上げが上がれば!などなどお悩みの中小企業の経営者の方はもちろん、広告担当、商品開発、若手社員の方々など一読されてみてはいかがでしょうか?そしてこのマニュアル通りに販売していけば年商100億も夢ではないかもしれません!

 

良書を多数お譲りいただきありがとうございました!

 

スタッフT

 

 

 

 

 

 

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