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スタッフブログ 買取日記

2023/04/26

統計学を中心とした書籍の買取【149冊 6,597円】

今回は統計学を中心とした書籍の買取をさせていただきました。以下に特に良い査定額をお付けできたものを紹介いたします。

「ゼミナールゲーム理論入門」
「多変量解析法入門 (ライブラリ新数学大系)」
「基礎からのベイズ統計学: ハミルトニアンモンテカルロ法による実践的入門」
「統計的工程管理―製造のばらつきへの新たなる挑戦 (シリーズ 現代の品質管理)」
「ソフトウェア品質会計―NECの高品質ソフトウェア開発を支える品質保証技術」
「ベイジアンネットワークの統計的推論の数理」
「共分散構造分析 入門編―構造方程式モデリング(統計ライブラリー)
「共分散構造分析 事例編―構造方程式モデリング」
「赤池情報量規準AIC―モデリング・予測・知識発見」

などなど。

この中で1番高い査定額となったのは「共分散構造分析 入門編―構造方程式モデリング(統計ライブラリー)で、1998年に朝倉書店より発行された書籍です。朝倉書店さんの本書紹介ページでは「内容紹介」として、

現在,最も注目を集めている統計手法を,豊富な具体例を用い詳細に解説。〔内容〕単変量・多変量データ/回帰分析/潜在変数/観測変数/構造方程式モデル/母数の推定/モデルの評価・解釈/順序/付録:数学的準備・問題解答・ソフト/他

と掲載されています。また、Amazonのカタログでは

本書は、共分散構造分析、あるいは構造方程式モデリングと呼ばれる数理統計的手法の入門的教科書である。入門編といっても、構造方程式モデルの概略をスケッチしたものではなく、中級のユーザーとして応用的に十分な知識の習得が可能な内容構成とした。

とされており、両者から幅広い内容を扱った教科書的な書籍であり、入門書でありながら中級者にも適した実用的な書籍であることが伺えます。

 

発売された当時の新品価格は6,050円(税込み)、また中古価格もそれほど上がってはおりません。しかしながら、上記のような特徴を備えた本書はいまだに人気のある書籍のようで、今回は再販見込みが高いという理由から1冊720円という高査定額を付けさせていただきました。

このように比較的古い書籍であっても多くの方が参照するような教科書的な存在である専門書には、高査定額が付きやすくなっております。当店ではそういった需要の面からも書籍の価値を査定しております。一般的にはあまり知られていないけれど学術的な価値の高い本古いという理由で買取が断られてしまった専門書などをお持ちでしたら、是非とも当店にお譲りください。

 

一方、実はお送りいただいた書籍の中には小説なども含まれておりました。小説に価値がないとは決して言いません。しかしながら、あいにく当店では専門書・学術書にウェイトを置いている関係で小説の買取・販売は苦手としております。(その他、当店では買取が難しいものの一覧はこちらをご参照ください。)古書店にもそれぞれの得意分野がございますので、適切な古書店を見つけて、お互いが得をする取引ができると良いですね。

 

今回も良書をたくさんお譲りいただき、誠にありがとうございました!

スタッフN

※写真はお送りいただいたものの一部です。

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