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スタッフブログ 買取日記

2023/08/31

建築・デザイン等関連書籍の買取 【150点 12,746円】

今回は建築物や造園、まちづくりなど広い意味ではデザインに関連するものや、ビジネスに関連する書籍の買取をいたしました。以下に特に良い額で買い取らせていただいた商品を紹介いたします。

「英文版 江戸の町 – Edo, The City That Became Tokyo」
「Derek Jarman’s Garden」
「驚くほど売れる即決プレゼン術」
「Bauhaus 1919-1933: Workshops for Modernity」
「アパート投資で成功したいなら誰も買わない空室ボロ物件を狙いなさい~競争せずに利回り20%を実現する「リニューアル投資法」~」
「Genius Loci」 
「Ron Mueck: New Work 2005」
「Design with Nature (Wiley Series in Sustainable Design)」
「Louis I.Kahn Houses―ルイス・カーンの全住宅:1940‐1974」
「デザイン・ウィズ・ネーチャー」

などなど。

上記リストはすべて250円以上のお値段がついたもので、下にいくほど買取額が高くなっています。

一番下、最も高額となった「デザイン・ウィズ・ネーチャー」は1,030円でのお買取でした。

 

さて、この「デザイン・ウィズ・ネーチャー」ですが、鋭い方はお気づきのはず。2つ上にも同じタイトルのもの(「Design with Nature ~」)があります。

実はこの2冊、内容は同じなのです。しかし、一番下のものが日本語版、もう一方は英語版です。

画像左:「Design with Nature (Wiley Series in Sustainable Design)」1995,Wiley; 25th Anniversary版

画像右:「デザイン・ウィズ・ネーチャー」1994,集文社

 

内容もさることながら、図版も同じ(全ページは見ていませんが…)。違うところは「まえがき」の部分くらいでしょうか。

著者はもちろんどちらも同じ、イアン・L マクハーグ。英語版の方がもちろん原書なのですが、今回お売りいただいたのは25周年記念版だったことで日本語版の方が発行年が古いという珍しい状態に。しかも、両者の表紙デザインが違い過ぎるというのも面白い点です。

ちなみに、「Design with Nature」の初版は1969年に出されているようで、そちらの表紙のデザインも全く異なるもののようです。(リンク先:日本都市計画学会「書籍探訪」記事参照)

なかなか原書と日本語訳版とを両方同時にお売りいただくことはないのですが、実は英語の勉強をするためにも、内容をより深く理解するためにも、この”両言語買い”は有用なのではないかと思ったりもします。世の中にはパラレル・テキストブックといって、わざわざ複数の言語が併記している本もあるくらいですから。

 

25周年記念版が出版されるほど、「デザイン・ウィズ・ネーチャー」はエコロジカル・プランニング論を確立した名著であり、現在でも環境デザイン分野で参考にされることの多い一冊です。こういった本は英語・日本語を問わず需要があるため、当店でも買取を歓迎しております。

「洋書だからと買い取ってもらえなかった…」

というご経験のある方は、是非当店をご利用ください。

 

大きな本には大きなダンボールをどうぞ

今回のようにデザイン系やアート系の書籍に共通しがちな悩みが「本がとても大きい」ということです。

MoMaのBauhaus展公式図録。隣の書籍(新書サイズ)と比べると大きいし、厚みがあります。

 

当店では本をお売りいただくお客様に無料でダンボールを提供しております。

その際、通常ご提供するダンボールは下の画像のような100サイズ(みかん箱程度)の大きさなのですが…

※数字は内寸です

 

事前にご指示いただければそれよりも大きな箱のご用意も可能です。

大きな画集や写真集を入れたい!でも100サイズには入らない!というお客様もお気軽にお申し付けください。

 

ただし、大きな箱だからと言って詰めすぎは禁物です。

箱の重さは1箱あたり25kgまでの制限となります。

それを超過すると配送してもらえませんので、ご注意くださいね。

 

今回もたくさんの良書をお譲りいただき、ありがとうございました!

スタッフN

※写真はお送りいただいたもののうちのほんの一部です。また、買取額は市場の需要と供給のバランスにより変動します。本文中の金額についてはあくまで記事作成時のものとお考えください。

   

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