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2020/08/28

物理学・数学・経済学等の書籍の買取

今回は、物理学の書籍を中心に、関係する数学の書籍、統計学や経済学の書籍を買取いたしました。以下に特に良い査定額をお付けできたものをご紹介します。

「Cosmology」
「理論電磁気学」
「時空の大域的構造」
「大学演習 熱学・統計力学〔修訂版〕」
「ワインバーグの宇宙論[下]: ゆらぎの形成と進化」
「確率論 (岩波基礎数学選書)」
「中小企業財務の見方超入門」
「力学 (増訂第3版) ランダウ=リフシッツ理論物理学教程」
「ワインバーグの宇宙論(上): ビッグバン宇宙の進化」
「統計学辞典」
「規律とトレーダー 相場心理分析入門 (ウィザードブックシリーズ)」
「ゾーン 相場心理学入門」
「ゾーン 最終章──トレーダーで成功するためのマーク・ダグラスからの最後のアドバイス (ウィザードブックシリーズ)」

などなど。今回も充実のラインナップです。上記リストには専門書が主に入りましたが、一般向けの面白そうな本もたくさんありました。

そんな中、特に気になったのがこちらの本

「時空の大域的構造」2019年発行

著者 スティーブン・ホーキング(1942年1月8日 – 2018年3月14日2)、ジョージ・F・R・エリス

です。

スティーブン・ホーキング博士といえば、一般向けに書かれた著作も多いですし、何より、車椅子に乗り、晩年はコンピュータ・プログラムを使用した合成音声でコミュニケーションを取る姿が印象に残っている方も多いと思います。

ただ、意外にもホーキング博士が著した自身の宇宙論に関する専門書というのは少ないようで。こちらはそのうちの一冊、「The large scale structure of space-time」の完全邦訳版となっております。原書は1970代初頭に刊行されているのですが、日本での発行は50年近くも経った2019年です。こんなにタイムラグがあるのは、一体どういう経緯なのでしょうかね?

…と勘ぐってみても分からないので、内容についてですが・・・当たり前ですが非常に難解です。著者らの「まえがき」にもありますが、アインシュタインの一般相対性理論を基礎においた理論展開となっているため、その理解が必要不可欠となっております。

専門家にとっても独創的な図が豊富に掲載してあるらしく(らしく、としか書けないのが悲しいところですが)、難しげな数式の中に時折図が登場します。しかし、素人であっても木の根っこのようにも見えるトンネル状の管の図の脇に「→ブラックホール」とか書いてあるのを見つけると、ちょっとワクワクしてしまいます。天才の頭の中では宇宙はどのような姿をとっているのか、少しだけでも垣間見えた気になります。

そんなわけで、ろくな書評は書けないのですが、専門とされる方の参考に少しでもなればということで、目次の大見出しだけ以下に掲載して終わります。

まえがき
花文字表
第一章 重力の役割
第二章 微分幾何
第三章 一般相対論
第四章 曲率の物理的意義
第五章 厳密解
第六章 因果構造
第七章 一般相対論におけるCaucy問題
第八章 時空特異点
第九章 重力崩壊とブラックホール
第十章 宇宙の初期特異点
付録A Peter Simon Laplace の論文の翻訳
付録B 球対称解とBirkhoffの定理
参考文献
記法
訳者あとがき
索引

※本書にはブラックホールの蒸発理論は含まれておりません。(本書の原書発表後に蒸発理論にかかる論文発表があったためだそうです。)

どの部分もホーキング博士らの独自の理論の展開、そして、証明などが含まれているのですが、訳者あとがきによれば、このうち、第8章の定理2 が本書においてもっとも重要な定理となっております。

2019年、ホーキング博士の死から1年少しとなった4月、ブラックホールの撮影が成功してメディアが賑わいましたが、ブラックホールの存在が予言されてから50年あまり、まだまだ新発見が続く分野です。今後もワクワクするニュースを期待したいですね。

 

今回も良書をたくさんお譲りいただき、ありがとうございました!

 

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