2021/05/14
第4回 安心してご利用いただくために
買取日記ジャンル
これまでに、第2回では当社で買取可能な商品のジャンル、第3回では買取可能な商品の状態について、それぞれ説明させていただきましたが、第4回となる今回は、当社がお客様に、安心・満足な売却を経験していただくために行っているサービスを紹介させていただきたいと思います。
これまでの記事と同様に、下表のとおり、競合他社のサービスと比較しながら見ていただければと思います。
● 本を詰めるダンボール
当社では、初めてご利用いただく方には、買取希望商品を梱包するダンボールを無料で提供しており、そちらをご利用いただいております。
また、宅配業者による集荷手続きも当社で行っておりますので、お客様にご対応いただくのは、下記1及び2のみです。
- お申し込みフォームに必要事項を入力する (このとき、ダンボールの必要箱数と集荷希望日を選んでいただきます)
- 届いたダンボールに本と身分証を詰める
その後は、当社で査定した結果を承認いただければ即入金となります。
「初めてご利用いただく方」と書きましたが、ご希望の方には2回目以降も無料でダンボールをプレゼントさせていただきます。
ブックスドリームさんでも同様のサービスをされているようですが、その他のお店では、箱数が決まっていたり(当社では箱数に上限はありません)、そもそもダンボールはご自身でご用意いただかなければいけないケースが多いようです。
● 事前見積
実際に本を送る前に、おおまかな査定額を知りたいという方も多いでしょう。当社では、そのようなニーズにお応えするために、事前見積を行っております。
上表における他社では、HP内にISBN等を入力することで(ネットオフ、ブックオフオンライン)、またはスマホで本棚を撮影することで(バリューブックス)、ご自身でおおまかな買取金額を事前に調べられるようになっています。
一方、当社ではISBNの無い書籍も買取対象としているため、こういったオンライン検索での事前見積は、当社のサービスの性質になじみません。
当社では、お客様が本を送られる前に、お客様に、本に関する情報を所定のフォーマットにしたがってご入力いただき、それを基に事前見積をさせていただいております。
これは、一見すると、他社サービスと比較して利便性を欠くようにも思われます。しかし、他社サービスと異なり、本の傷みや、カバーの欠品など、商品の状態を加味して見積をお出しすることが可能となります。その結果、実際の買取額と事前見積額の乖離を防ぐことができますので、結果的にはお客様の満足に繋がるものと自負しております。
※稀に、実際に送っていただいた商品の状態が非常に悪かったり、必要な付属品が欠品していたりすることから、事前見積額から減額させていただくケースがあります。その場合には、査定通知に減額理由を記載させていただいております。
ただし、事前見積は、お客様にて本のリストを作成いただく必要がありますので、全員ではなく希望者に対してのみ実施しております。
● 査定額に納得がいかなかった場合
残念ながら、実際に本を送っていただき査定額をご確認いただいた後で、その額に納得がいかないということもあるかと思います。そのような場合、当社では下記のとおり、取引のキャンセルが可能で、商品は返送させていただいております。
当社では、お申込みの時点で査定額の「承認」の要・不要を選択できます。
「要」を選択した場合、査定額をご確認いただいた後、その金額での取引を承認するか、承認しないかをご検討いただきます。承認いただいた場合は入金手続きをお進めし、承認されなかった場合は商品を返送いたします。
(「不要」を選択した場合は、査定終了後、速やかに入金手続きに移らせていただきます。)
ただし、当社では、商品の返送料はお客様負担とさせていただいております。
他社ですと、バリューブックスさんではお店が全額負担してくれますし、ブックスドリームさんは、査定で値段の付いた商品は返送料を負担してくれるようですね。
詳しい流れについては当社HPで説明しておりますので、よろしければご確認ください。
● 買い取れる量(最低限必要な量と上限)
まず、1回の買取量の下限ですが、当社では特に決めていません。しかしながら、30点以上まとめてお送りいただくことで、お客様の送料を無料にさせていただくサービスをしておりますので、30点以上まとめてお送りいただく方が断然お得です。ネットオフでは、ハッキリと「30点以上から」と下限を定めています。
次に1回の買取量の上限ですが、当社ではこちらも特に定めていません。一方、ブックオフオンラインでは、ダンボール5箱までが上限と決められています。
バリューブックスさんでは、当社と同じく1回の買取量に制限はありませんが、1箱あたり500円の送料がお客様負担となるようです。
これらの内容に加え、第における、得意買取ジャンルの話も踏まえて考えると、例えば、
- 最新小説や揃いのコミックなどを売却したい方で、箱数が5箱以内に納まるようならブックオフオンライン
(もしくは、ダンボールが無料で欲しくて本が30点以上あるならネットオフ)
- 古い専門書やISBNの無い本が大量にあるなら当社
で売るのがお得なのかな?といったように、ケース別にお考えいただくことで、お得な売却イメージがつかみやすいでしょうか。
第2回及び第3回特別記事の内容の繰り返しにもなりますが、売りたい商品は何か、どの部分をお得に利用したいか、大事にしたいかによって上手に取引相手を選択してくださいね。
次回は「第5回 本の適材適所とは」と題して、第1回特別記事で書かせていただいた「古書を出来るだけ多く、次の方に繋ぎたい」といった思いから始めた、「古本一括査定.com」について紹介させていただきたいと思います。