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スタッフブログ 買取日記

2023/06/30

映画やアート関連書籍の買取 【74冊 8,081円】

今回は映画(実写やアニメーション含む)やアート関連の書籍を買取いたしました。以下に特に良い査定額をお付けできたものを紹介いたします。

「ロシア・アニメ―アヴァンギャルドからノルシュテインまで (ユーラシア・ブックレット)」
「シュルレアリスム」
「Cartoons: One Hundred Years of Cinema Animation」
「Touch: Sensuous Theory and Multisensory Media」
「Chronophobia: On Time in the Art of the 1960s (The MIT Press)」
「ライゾマティクス_マルティプレックス|rhizomatiks_multiplex」
「Cyberarts 2021: Prix Ars Electronica: S+t+arts Prize’21」
「抽象の力 (近代芸術の解析)」
「秋山邦晴の日本映画音楽史を形作る人々/アニメーション映画の系譜 マエストロたちはどのように映画の音をつくってきたのか?」

上記はすべて1冊あたり300円以上の買取額が付いたものの一覧です。また、下にいくほど評価額が高いものになっています。

上のリストをご覧いただくだけでは勿論分からないはずなのですが、今回お送りいただいた74冊のうち、日本語で書かれたものは20冊ほど。4分の3ちかくが洋書だったことになります。

洋書買取歓迎!

当店では、洋書の買取も積極的に行っております。現在では残念ながら取り扱えるものは英語で書かれたもののみになるのですが、「英語で書かれているというだけで買い取って貰えなかった・・・!」という残念な思いをされた方がいらっしゃいましたら、是非次回は当店に本をお譲りください!

一番高額となったのは・・・

はい、すでに答えはご覧いただいておりますが、こちら

「秋山邦晴の日本映画音楽史を形作る人々/アニメーション映画の系譜 マエストロたちはどのように映画の音をつくってきたのか?」(秋山邦晴ほか 著、DU BOOKS、2021)

です。雑誌「キネマ旬報」(ちょうど今月(2023年6月)の発行を最後に隔週発行から月刊誌になってしまいますね…。時代というのは残酷です。)に長期連載されていた「日本の映画音楽史を形作る人々(戦前~戦後編)」 が収録されています。平易な文体でありながら、本格的に第一線で活躍してきたマエストロたちの本格的な評論で溢れた1冊となっております。…ほぼ、帯の文句を要約したようになってしまいましたが、映画ファンにとっての「最重要文献!」との触れ込みは大げさではないと思います。

2023年6月現在、当店では895円でのお買取となっております。

NetflixやAmazon Primeなどお家で手軽に映像作品を楽しめるようになった今、映画館まで足を運ぶことは少なくなってしまったかも知れません。でも、物語を彩る映画音楽は映画館の音響で楽しんでこそ、その真価が発揮されると思うのですよね。だからこそ、映画館で劇的な音楽が流れるだけで涙腺が緩んでしまうことも…。

そんな聴衆の心を鷲掴みにして離さない職人たちの血潮を感じに(いや、もちろん映画そのものを楽しまないと本末転倒なのですが)、久しぶりに映画館に行きたい!と思いました。

ペーパーバックやマスマーケットは買取が難しい

ちなみになのですが、洋書(英語)はOKと言いつつ、どんな英語の本でも買い取れるかというと、そうとは言い切れない部分がございます。

正直に申し上げますと、洋書の中でも小説、特にペーパーバックや”マスマーケット”と呼ばれる廉価なペーパーバックの商品は基本的には買取が難しくなっております。

これは洋書に限った話ではなく、当店では再販することが難しい=買取が難しいジャンルが存在しておりまして、HP上に一覧としてまとめております。

※例:絵本や百科事典、教科書類など

お売りいただくために箱にせっかく詰めたのに、やっぱり買い取ってもらえなかった…というのでは申し訳ございませんので、是非、お売り頂く前に一度お目通しくださいませ。

ご自身でチェックしている時間がないよ!という方は事前見積のサービスのご利用も是非、ご検討ください。

 

今回も良書をたくさんお譲りいただき、ありがとうございました!

スタッフN

※写真はお送りいただいたもののうちのほんの一部です。また、査定額は市場の相場によって変動します。本文中の金額についてはあくまで記事作成時のものとお考えください。

 

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