認知心理学や精神医学、脳科学など大きく捉えて認知科学と呼べるような学際領域の書籍を多く買取させていただきました。その中で「脳がどのように芸術を認知するのか？」というような主題の本もあり、芸術関連の書籍も何冊かありました。

以下に特に良い価格で買い取らせていただいたものを紹介いたします。

『ヨーロッパのニヒリズム (1974年)』
『カントの生涯と学説 旧版』
『物質と記憶 ― 身体と精神の関係についての試論 (新訳ベルクソン全集（第2巻）)』
『祈り』
『愛を科学で測った男―異端の心理学者ハリー・ハーロウとサル実験の真実』
『意識する心―脳と精神の根本理論を求めて』
『ユーザーイリュージョン―意識という幻想』
『スピノザ よく生きるための哲学』
『なぜ脳はアートがわかるのか ―現代美術史から学ぶ脳科学入門―』
『純粋人工知能批判―コンピュータは思考を獲得できるか (ASCII海外ブックス)』
『野生の思考』
『Rem Koolhaas: Elements of Architecture』

などなど。

上記はすべて1冊あたり300円以上の値段がついた書籍のリストとなっており、下にいくほど値段が高くなっております。

一番下のこちら

『Rem Koolhaas: Elements of Architecture』Rem Koolhaas 著,2018,Taschen America Llc

は1,365円で買い取らせていただきました。

洋書買取歓迎です！

当店では上記のような洋書の買取も歓迎しております。生憎、洋書と一口に言っても英語で書かれたもののみとはなってしまうのですが、マニアックな洋書専門書も買取対象となります。

ただし、洋書の中でもジャンルによっては買取ができないものがございますので、ご留意ください。基本的に買取ができない洋書は絵本や小説、百科事典など、日本語の書籍とジャンルは同様となりますが、詳しくはこちらの「買取できるもの・買取できないもの」にまとめておりますので、御覧ください。

また、中身は同じ本でも意外とハードカバー版とソフトカバー(ペーパーバック版)で評価額が違ったりします。日本語書籍でもハードカバー版と文庫本では評価額が違うことがままありますが、洋書だとその傾向が顕著であるように感じます。

特にペーパーバックの中でも「マスマーケット」と呼ばれる廉価版のものは紙の質も良くない(だからこそ廉価なのですが)ため、ヤケやすかったり、破れやすかったりして人気がありません…。

「こんな人気作だったのに、こんなに安くなっちゃうの⁉」とガッカリされる方もいらっしゃるかと思いますが、そういった点も査定額に反映されますので参考にしていただけると嬉しいです。

書込みがあっても買取します！

そして、当店のウリの1つが「書込みがあってもOK！」という点です。今回買取の商品の中にも線引きや、ちょっとした書込みがあるものが見受けられました。

上はリストの中の『カントの生涯と学説 旧版』E. カッシーラー 著, 門脇 卓爾/浜田 義文/高橋 昭二 監修,1986,みすず書房

です。ページをめくると…

所々のページに書き込みや線引きが認められました。

こちらの本は1918年にカッシーラーがその原著『Kants Leben und Lehre』を発表した時から現在に至るまで、カントについて著された書籍の中でも最良のものとして挙げられるものです。その本を少しの書き込みや線引き程度で古紙回収にまわしてしまうのでは、あまりにも勿体ないと思いませんか…！？

当店ではこういった本でも(書き込みの程度により査定額を下げることはございますし、通読に支障のあるレベルの書き込みがあるものは0円査定となります。)「所々に書き込み線引・書込み有り」のようなコメントを付して再販させていただきます。

お売りいただいた方も、次に手にされる方も、双方が納得していただくことを目指しています。

30点以上で送料が無料になります！

そして、今回の買取のことではないのですが、当店では1回の買取お申し込みにつき30点以上の商品をお売り頂けた場合、お客様の送料負担が0円になります。(着払いでお送りいただければ当店が送料を負担いたします。)

HPにも記載はしているのですが、「分かりづらい」というお声をいただきましたので、もう一度声を大にして言います。

30点以上で送料無料です！

注：1回のお申し込みにつきなので、例えば一度に2箱お送りいただいた場合、2箱分の合計が30点以上となっていればOKです。

その他、送料についての「よくある質問」はこちらをご参照ください。

これから卒業やご就職、ご退職などに合わせ「本を売りたい」というご要望が増える時期となります。

大量の洋書、専門書、どこに売ろうかな？と迷っている方は是非、当店をご利用ください。

今回も良書をたくさんお譲りいただき、ありがとうございました！

スタッフN

※写真はお送りいただいたもののうちのほんの一部です。また、買取額は市場の需要と供給のバランスにより変動します。本文中の金額についてはあくまで記事作成時のものとお考えください。