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スタッフブログ 買取日記

2024/03/21

医学書の買取 【75冊 26,540円】

今回は医学書、特にMRIやCT等の画像診断に関わる書籍をたくさん買い取らせていただきました。以下に特に良い買取額が付いたものを紹介いたします。

『上肢の画像診断』 
『癌の画像診断、重要所見を見逃さない~全身まるごと! 各科でよく診る癌の鑑別とステージングがわかる』
『Radiology Review Manual』
『婦人科MRIアトラス 改訂第2版 (画像診断 別冊KEYBOOKシリーズ)』
『膝MRI 第3版』
『肩関節のMRI-読影ポイントのすべて』
『困ったときの胸部の画像診断 (画像診断別冊KEY BOOKシリーズ)』
『知っておきたい泌尿器のCT・MRI 改訂第2版 (画像診断別冊KEY BOOKシリーズ)』
『エキスパートのための脊椎脊髄疾患のMRI 第3版』
『頭頸部の画像診断 改訂第2版 (画像診断別冊KEYBOOKシリーズ)』
『よくわかる脳MRI 改訂第4版 (画像診断別冊KEY BOOKシリーズ)』
『胸部のCT 第4版』
『神経内科疾患の画像診断 第2版』

などなど。

毎回上記のような高額買取商品リストを作成しており、だいたい300円以上のものに絞り込むことが多いのですが、今回、上記リスト入した書籍はすべて700円以上の買取額が付きました。さすが医学書、定価もお高いため古本でもそこそこのお値段となります。

ちなみに、下にいくほど買取額が高くなっており、一番下のこちら

『神経内科疾患の画像診断 第2版』柳下 章 (著)、2019、学研メディカル秀潤社

は1冊2,990円で買取りました。

先ほど「医学書は定価も高い」と書きましたが、こちらの書籍はなんと定価が16,500円…!

2011年に初版が発売されており、その際にも他ではあまり見ることの出来ない神経内科全領域の画像診断の疾患例が多数紹介されていたのですが、今回の2版では疾患・症例を2倍ちかく拡充!大満足の改訂となっています。そのため「全ての放射線科医、神経内科医必携の書!」と出版社も推しに力が入った一冊です。実際、とても人気の書籍のようで現場で働かれているドクターと思しき方々からも高評価のレビューが多数寄せられています。

当店から中古価格で販売する際には、若干ではありますが定価よりはお安い価格でお出しする予定ですので、懐が少し心許ない学生さんや若手のドクターにご利用いただき喜んでいただきたいです。それほど専門書を扱う古本屋冥利に尽きることはありません。

医学書は新しいうちにお売りください

こちらのブログでもしつこく申し上げているので、いつもお読みいただいているお客様には非常に恐縮なのですが今一度繰り返します。

冒頭のリストに掲載された書籍は2015年以降に出版されたものばかりです。

また当店では基本的に医学書は10年以内に出版されたものが買取対象になっております。

(※漢方や鍼灸など東洋医学書は一部例外あり。)

その理由は簡単です。それ以前のものになると技術的に古くなってしまい参照する価値が低くなってしまうからです。

医学書を出す側としても新しい技術、情報を盛り込んだ改訂版を出すことで現場のニーズに資する努力を惜しまないため、多くの方は新しい版を買い求めます。

古くなってしまった旧版の医学書は、せっかくお売りいただいても買い手がつかないのです。

当店をご利用いただくお客様には「私が使ってきた書籍、値段はあまり付かなくても良いから、後学者に有意義に使ってもらいたい」という心意気で売ってくださる方が多いです。非常に素晴らしいことだと思います。

…しかし、買いたい人がいない書籍はどうなるかというと、残念ながら倉庫の隅で忘れられてしまうか、古紙回収にまわされてしまいます。

大事にされていた本がそんな悲しい運命を辿らないよう、別れが惜しいことも重々承知ですが、是非、読まなくなった医学書は新しいうちにお売りください。

 

今回も良書をたくさんお譲りいただき、ありがとうございました!

スタッフN

 

※写真はお送りいただいたもののうちのほんの一部です。また、買取額は市場の需要と供給のバランスにより変動します本文中の金額についてはあくまで記事作成時のものとお考えください。

 

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