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2020/11/17

ビジネス書、アート関連図書の買取

今回はビジネス書を中心に買取させていただきました。ビジネス書の他、デザインや料理、音楽などのアート関連書籍も複数ありました。その中でも特に良い査定額をお付けできた書籍を以下に紹介させていただきます。

「空飛ぶベラ―マルク・シャガールとの出会い」
「鬼速PDCA」
「アマゾンで私が学んだ 新しいビジネスの作り方」
「アナスタシア (響きわたるシベリア杉 シリーズ1)」
「新版シリコンバレー流起業入門―投資を引き出すためのビジネスプラン作成ガイド」
「ロゴライフ 有名ロゴ100の変遷」
「色彩学概説」
「東洋医学で自然治癒力を高める 0ヶ月からのベビーマッサージ&つぼ療法 (Rucola Books)」
「鶏のプラム煮 (ShoPro Books)」
「詩ふたつ」
「mountain mountainの切り紙・モビールBOOK」
「セルフヒーリング・クックブック―からだ、こころ、そしてムードを、かたよりのないバランスのとれた自然食で癒すため-「マクロバイオティック」の入門書」
「Boris Godunov in Full Score (Rimsky-Korsakov Version)」
などなど。

上記リストの「鶏のプラム煮 (ShoPro Books)」、どんな美味しい鳥料理の本かと思いきや、漫画なのです。フランスのイラン出身の漫画家・イラストレーターのマルジャン・サトラピの手による本書は、「漫画界のカンヌ」と呼ばれるアングレーム国際漫画祭にて2005年、最優秀作品賞を受賞しています。2011年に映画化もされているようですね。(↓はその書影)

うーん、表紙だけでも味があります。

こちらにも十分惹かれたのですが、今回の気になる一冊は別の本でした。
それがこちら。

「ロゴライフ 有名ロゴ100の変遷」(2014年 グラフィック社)

 

「世界の有名企業100社のロゴの誕生から現在までの変遷を豊富な図版で解説」(カバー)の説明の通り、世界のあんな企業やこんな企業のロゴが目白押しです。世界的には有名でも日本ではあまり馴染みのないものもありますが、多くはテレビCM、雑誌広告などで見たことのあるものなのではないでしょうか。

著者ロン・ファン・デル・フルーフトは、この本を書いた目的を「世界中の有名企業のロゴの変遷を見ることで、そのロゴがなぜ今の姿になったのかの背景を知ること」としています。

ロゴの変更は、大きな企業であればあるほど、大きな予算を投じて行う一大プロジェクトとなります。それにも関わらず、ロゴにそこまでこだわる理由は何なのか?ロゴに変更を加えることになったタイミングに沿って、その理由を整理していこうということですね。

そういったわけで、こちらの本はロゴ辞典やロゴ・カタログとは少し趣が異なっています。カタログであれば、掲載数をもう少し多くする方が良いですが、どちらかというと、本書ではロゴのデザイン自体を云々するよりも、そのデザインが使用され、また、変更された背景にある「企業の歴史」を見ることに重点を置いています。

そうはいっても、やはり、こちらの本を更に魅力的にしているのは、たくさんの図版です。基本的には、見開きの右頁に創業当時から現在に至るまでのロゴの変遷を図版で、その各ロゴについての誕生秘話などの説明を左頁でするというスタイルなのですが、右側の頁を目で追うだけでも十分楽しめます。例えば、日本のカメラ会社Canonの発足当初のロゴには観音菩薩がデザインされている(社名キヤノンも元々は観音菩薩から来ている[Kwanon]だった)のを右頁で見つけ、左頁でその由来を知るという、図版から入る読み方も出来ますね。

・・・しかし、創業当時、または創業まもなくの頃から現在のロゴの姿の面影があるもの(BMWなど)、ないもの(アップル、マツダなど)、ロゴデザインを一新させざる得なかった背景に、前身となった会社からの決別があったり、新たな商品コンセプトがあったり、その理由や頻度も様々で、ロゴの歴史はそのまま会社の歴史でもあるという著者の言葉には、改めて納得がいきます。

また、マクドナルドのヨーロッパ版のロゴの背景は濃い緑(日本では黄色いMの字に背景は赤)ということを初めて知りました。環境問題について意識が高いヨーロッパでは、「我が企業は環境問題について、ちゃんと意識しているよ」ということのアピールで緑を使用しているらしいのですが、同じ企業でも地域によってロゴが違うというのも面白いですね。

ロゴが企業のある理念や願望など、人の想いを代弁するという点では、NASAのロゴデザインが一世代前のデザインに戻されたという事実も同じような例だと思います。NASA華やかなりし頃のロゴに戻すことは、”Make great America again”の機運が反映されたかのように見え、ロゴが「たかがロゴ」では済まない力を持っていることを示す好例だと思いました。

 

全く話は変わりますが、表紙の「Logo Life」の文字、一文字ずつ別のデザインになっていますよね?実は一つ一つがある有名企業が使用しているロゴなのですが、それぞれどこかわかりますでしょうか?

まぁ、[g]は目にする機会が多く、分かる方も多いと思いますので書きますと「Google」が使用しているロゴです。

他のロゴも言われてみれば「ああ!」となること間違いなしですが、それだけロゴ・イメージが企業情報と直結しているのって、すごいことだと思うんですよね。(※どこの企業のロゴなのかは、本書奥付頁に記載されています。)そして、先程書いたように、人の想いの乗っているロゴに囲まれて、しかも、意識の中にかなりそれが刷り込まれて暮らしていると考えると、少し怖いような気もしてきます。

企業の意志、イメージを代表するロゴの世界、膨大な事例の前にはほんの一部だとは思いますが、本書を読んでその深い世界を覗いてみるのも、ロゴで溢れた世界の見え方が変わる、良いスパイスになるのではないでしょうか。

 

今回も良書をたくさんお譲りいただき、ありがとうございました!

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